トイプードルにかかる年間費用はいくら？初期費用や生涯にかかるコストについても解説！

この記事では、トイプードルを飼う際の年間費用について説明します。

トイプードルのお迎えにかかる費用

トイプードルを迎えるのにかかる費用は、ペットショップ・ブリーダーによって異なりますが平均15万～30万円程度が相場といわれています。

参考までにうちのハルはペットショップで297,000円で売られてました

トイプードルのお迎え後にかかる費用

毎月のランニングコストをご紹介する前に、トイプードルをお迎えした際の初年度に特筆した費用についてご紹介します。

結論から申し上げると初年度は82,500円〜110,500円程度の費用がかかり、これらにフードやトリミングなどのコストが加算されます。

内訳は下記の通りです。

フードやトリミングなども含めて知りたいという方は飛ばしてくださいね♪

混合ワクチン接種

混合ワクチンは6～8週齢で開始し、16週齢以上になるまで2～4週ごとに接種することが推奨されています。その後は生後6ヶ月齢または1歳齢に1回接種します。

ワクチン接種には、通常、2種類の混合ワクチンと7種類以上のワクチンがあります。動物病院によっては、ワクチン接種の費用が異なりますが、ワクチンの費用は、概ね2種～4種混合ワクチンで3,000円～5,000円程度です。

一般的に選択されることの多い5種混合ワクチンが5,000円～7,000円程度、また7種混合ワクチンが6,000～9,000円程度です。

9種及び10種では1万円以上の設定をしている動物病院が多いようです。

健康診断

犬の健康診断には、大きく分けて定期健康診断と緊急時の健康診断の2つがあります。

日本獣医師会が平成27年度に調査した「家庭飼育動物（犬・猫）の診療料金実態調査及び飼育者意識調査」の調査結果によると、健康診断（1日ドック）の料金の中央値は1万4,021円。7,500円～3万円と答えた飼い主さんが大半でした。こちらもひとつの目安にしましょう。

定期健康診断

定期健康診断は、犬の年齢や状態に応じて1年に1回または半年に1回程度受けることが推奨されています。
定期健康診断には、身体検査、血液検査、便検査、尿検査などが含まれることがあります。

定期健康診断の費用は、地域や動物病院によって異なりますが、一般的には5,000円から10,000円程度となっています。ただし、血液検査や尿検査、便検査などを追加する場合は、それぞれ別途費用がかかる場合があります。

緊急時の健康診断

緊急時の健康診断は、犬が病気やけがをした場合に受けることがあります。緊急時の健康診断には、レントゲン検査、エコー検査、CT検査などが含まれることがあります。

また、緊急時の健康診断の費用は、検査内容や治療方法によって異なりますが、10,000円以上の費用がかかることもあります。

狂犬病ワクチン

混合ワクチンの接種後には狂犬病のワクチンを接種する必要があります。

接種費用は自治体によって異なりますが、おおむね注射料3,000円程度と接種済票発行料の500円程が相場です。

狂犬病ワクチンは「狂犬病予防法」によって、年に1回の接種が義務付けられておりますので必ず接種しましょう。

畜犬登録

犬を飼う場合は畜犬登録が必要になります。

費用は地域によって異なりますが、登録費用は3,000円程度。
登録期限は地域によって異なり、有効期限が切れた場合は再登録が必要です。

畜犬登録は、犬を飼育するために必要な費用の一つであり、地域の犬の管理や保護のためにも重要な制度です。犬を飼育する際には、登録費用や期限などを確認し、適切な手続きを行うようにしましょう。

フィラリア、ノミ・マダニ等予防薬

フィラリア予防薬の年間費用は内服・注射によって多少異なりますが大体7000円から8000円程度が相場です。

トイプードルのような小型犬の場合、ノミ・マダニ予防薬は年間12000円程度が相場になります。

トイプードルにかかる年間費用は37万円！？

アニコムの調査によるとトイプードルの年間にかかる支出は平均37万円程度かかっていることがわかっております。

どういったことに費用がかかってくるのでしょうか。

こんなにかかってないって！

いやいや、実際はこれくらいかかるんだって
実際に内訳を見てみよう

シャンプー・カット・トリミング料

トイ・プードルは、被毛が伸び続けることから定期的なカットが必要です。そのため「シャンプー・カット・トリミング料」が7.3万円と最も高額な支出になっています。

柴犬の2.7万円と比較すると3倍、チワワと比較すると2倍近い出費になります。

うちは1回あたり7800円を年に8回だから、、62,400円もかかってる、、

診療費用と保険料

トリミング代に次いで多かったのが「怪我や病気の治療費」で約7万円でした。

また、「ペット保険料」が約4.5万円、「ワクチン・健康診断等の予防費」が約3.2万円と年間で約14.7万が病院の受診や保険料など、愛犬の健康維持のためにかかってくることがわかりました。

フード・おやつ代

トイプードルの年間費用で3番目に大きかったのが「フード・おやつ代」で約5.4万円かかっていることがわかります。

一般社団法人ペットフード協会が算出した「犬 飼育・給餌実態と支出」によると、小型犬における1ヶ月あたりのフード支出金額は平均3,291円という結果でした。また、同様の調査で1ヶ月における犬のおやつの平均支出額は1409円といったデータもありますがこちらも併せると年間5.6万円と同様の結果が見られております。

トイプードルの飼育にかかる生涯費用

今回の結果をもとにトイプードルの生涯にかかる費用を計算してみます。

トイプードルの平均寿命はアニコムの調査によると14.1年ですのでおおまかに「37万円（年間費用）×14年（平均寿命）」とすると518万程度と算出できます。

あくまで目安なので参考までに。

トイプードルの年間費用まとめ

本記事ではアニコムの資料をもとにトイプードルの年間費用について解説しました。

ご参考になれば嬉しいです。